エンジンがかからない!それってカーボン噛みかも?

★今回紹介するのはあくまで応急処置です。
★基本的にエンジンがかからない時はバイク屋に相談してください。

いつものようにエンジンスタートボタンを押して出かけよう・・・
と思ったらエンジンがかからない!!
キュルキュルと音はしてるからバッテリーじゃないのは何となくわかるけど・・・。

そんな時に怪しいのは「カーボン噛み」です!
エンジン内のバルブの開閉部にカーボンが挟まってしまい圧縮不良を起こしています。
ゴミ(スス)でエンジン内のフタが閉まらなくなって、うまく動作しなくなってるということです。
そうなると、キックスターターが最後まで手で下げられるくらい軽くなります。
普通は手で下げようと思ってもちょこっと下がって
そこから先はぐぐぐーっと、かなり力を入れてやらないと下がりません。
それこそスカッたら地面パンチしちゃうくらいに(笑

ではそうなってしまったらどうすればいいかというと
ブレーキを握り、エンジンスタートボタンを押しながらアクセルを半分くらい開けて
キックペダルを下ろしまくる!とにかく気合でガンガンやります!
足に乳酸が溜まってきても、おりゃー!!っとやりまくります!
そうするとエンジンがかかる・・・こともあります!(笑
でもセルを回しまくるので、やりすぎるとバッテリー上がりを起こしてしまうのでほどほどに。
あと、エンジンがかかった時に急発進してしまわないように注意してください!

それでもダメな場合は、カーボン除去剤を入れてあげましょう。
ガソリンタンクに入れるタイプが手軽です。
使い方は、それぞれの製品によって若干異なるので説明文はよく読んで!
カーボン除去剤でもだめだと、相当重症ですからエンジンを開けてカーボンを取り除く作業になります。
カーボン噛みを予防するためには、ガソリン添加剤などを定期的に入れてあげましょ~。
「エンジン内をクリーンアップ!」的な感じのやつです!

実際はカーボン噛み以外の原因だったりする場合もあるので、
よくあるエンジン不動のトラブルくらいに認識しておいてください!
困ったらレッカー引き取りや持ち込みも承りますので、お気軽にご相談くださいね~。